エリヤブキからキエフに戻った翌日、かむゐ・剱伎道の一行は㏠の移動日を挟んでウクライナの隣国ベラルーシの首都ミンスクへ移動。
10日は市内の劇場で公演を行い、夕方からは現地の合気道場にご招待いただき、剱伎道のワークショップを開催しました。
当日は現地のテレビ局のカメラが入り本番はもちろん楽屋の様子まで撮影され、その日の晩にはニュースとして放映されました。
ミンスクでの公演は今回が初めてながら、事前に予約が殺到して収容人数の3倍の申し込みがあったそうで、客席の後方や通路まで立ち見の方々で埋まり、
また、パフォーマンス終了時にはスラブチチに続いてのスタンディングオベーションもいただいて、好評を博しました。
夕方のワークショップは五段を保有されているセルゲイ先生の合気道場で開催。
立派な道場と子供から年配の方まで多数の方が日々汗を流されており、遠いミンスクで日本の武道や文化が合気道という形でリスペクトされ根付いていることに驚きと喜びを感じます。
今回のワークショップは25名の方にご参加いただきましたが、日ごろ合気道ををされている方々だけに進行もスムーズで、熱のこもった稽古となりました。
合気道のキャリアを相当持たれている方もいるはずですが、皆さん礼儀正しく謙虚な方たちばかりでかむゐ・剱伎道メンバー一同も感銘を受けました。
稽古後はセルゲイ先生と夕食をご一緒しましたが、その席で剱伎道ミンスク道場の発足が決まり、剱伎道にとって記念すべき日となりました。
かむゐ ・剱伎道として初のベラルーシでしたが、来るべくしてやってきた!と言う手応えを感じられたミンスク訪問でした。