剱伎道~KENGIDO~ 稽古場日誌!2018年12月15日

剱伎道稽古日誌
2018年12月15日
最近剱伎道では、立ち廻りを作る稽古をしています。
ただ振りを付けるだけではなく、そこには目に見えない色々なものが含まれています。
前回自分が芯を取り、絡みを4人まで何人使ってもよい、との指示の時に、全員にきちんと役割が行くように考えました。
絡みの方が自然に動いてくれたり、アイデアを出しもらえるととても作り易かったです。
逆に自分が絡むときには、そういう絡みでありたいと思いました。
本日は4本の立ち廻り、絡みをやらせていただきました。
芯をやる人が輝くように、という思いはありながら、上手く良い位置へ入れなかったり、間が少し違ってしまったり、振付の方の意図のように身体がすぐ動かなかったりと、なかなか思うように行きません。
また、稽古の時に良かった瞬間の空気感を本番で出せなかったりなど、芯を上手く引っ張る事が出来なかった時は、きっとこれが今の力量なんだと思い知らされます。
ただ、皆それぞれの技術をあげて行き、皆が皆の事を思い、立ち廻りを自由自在にできたら、きっとそれは楽しいだろうなと思います。
そんな日に少しずつ近づくために、今後も稽古に励んで参ります。

本日もありがとうございました。

剱伎道

石濱真澄