剱伎道稽古日誌
2018年9月25日
子供枠
いつも仕事でなかなか子供枠を見ることもないのですが、本日久々に見させて頂きました。
子供達はいつの間にか大きくなっていました。私が見ていた頃はまだ背も小さくて小刀を使ってたはずなのに、今では大人サイズ。
物覚えも早いので、師範代の教えをさっと覚えてこなしていきます。
最初にやったのは、二人一組になって、竹光を使っての納刀の練習。どちらが早く納刀出来るか。ゲーム感覚なのか、とても楽しそうにやってました。こういう風景はまだまだ子供らしいです。
続いて、構えを1と3。組手の1と2。
今日は相手をする大人が少なかったので、帯が上の子が下の子の相手をする。
間合いをとる事や、合わせてあげる事が難しそうでした。いつもは大人に導いてもらっていたので、最初はうまくいかず。
合わせる気持ちが大事。相手がかっこよくなるように合わせてあげられたら良いね、と師範代に教えられ、それを素直に受け取って次には出来てました。
吸収の早さに、大人も見習う事がたくさんあった子供枠でした。
みんな、お疲れ様でした!!
大人枠は10月に剱伎道で本番があるので、そのお稽古と出演しない方は、これからの本番に向けての日々のお稽古でした。
今回、大人は緑帯が中心となり、演目の構成から稽古指導まで、みんなで作っております。
人に伝える大変さを、日々感じております。うまく出来ない事があっても、周りも協力して解決していけたら、素敵な演目が出来るのではないかと。自分だけが輝いて良ければなんて考えを持つ人は剱伎道にはいません。
本番までの短い時間で、たくさんのお客様に喜んで頂けるような演目が出来るよう、日々のお稽古を頑張ろうと思います。
仕事で疲れてても、稽古場に来ると元気になってしまうのが剱伎道。
楽しみで仕方ありません!
また、次回を楽しみに。
お疲れ様でした!!
剱伎道
佐原麻紀