20周年公演が終了して以来、剱伎道では基礎を中心に稽古が行われています。
昨日の大人枠では稽古も摺り足に始まり、手合わせ、木剣を握ってからは振込み、最後は構えで終わりました。
このような地道な鍛錬が、しっかりとしたコマ割りと連続性を備えたわかりやすい動き、インパクトを生み出し、華麗な剱捌きの土台を作るのです。
一方子供枠では20周年公演で最後を飾った「道」の剣舞を稽古しました。
大人でも難しい演目に苦戦しながらも、がんばりました。
一見華やかで難しい剣舞ですが、これまで積み重ねてきた剱伎道のエッセンスが集積されており、まさに基礎の力が試される技と言えるでしょう。
基礎を学んで演目にチャレンジし、演目に取り組んだことで改めて基礎の大切さに気づき、再び基礎に立ち返る。
剱伎道においてすべての稽古、技は繋がっていて初心者と上級者だとか大人向けと子供向けの区別はないのかもしれません。
「うまくなりたい!」という思いはみんな一緒です。
少しでも今よりうまくなるために大人も子供も日々稽古を重ねています。
というわけで、本日の中上級クラスもがんばります!